オーダー収納家具のTETRA TRICKです。

今日は家具の組み立ての様子をアップしてみます。
小さな家具ですが、組み立ての流れがわかりやすいかと思います。

まずは設置前。
今回はアパートオーナー様からのご依頼で、各部屋にクローゼットを付ける
お仕事でした。

最初は、家具の部材や道具の搬入です。

しっかりと養生を敷いて、整理整頓を心がけています。

家具の土台になる『台輪（だいわ）』と呼ばれる部材を設置します。

このとき、水平器を使って床の不陸（傾斜）を確認します。

必要に応じて、アジャスタを使用したりパッキン材を入れるなどして、
この上に組み立てる家具がまっすぐ立つように調整します。大事です。

続いて、壁の下地を確認します。
原則として家具をビス固定しますので、地震が起きても安心なのと、
壁に向かって家具をぴったり寄せることができるので、
きれいに設置することができます。

いよいよ組み立てです。

大きな箱があっという間に組みあがるので、
びっくりするお客様が多いです。（笑）

扉を付けて、

必要に応じて、天井や壁とのスキマに『フィラー材』を入れたり、
コーキングなどで目立たなくさせたりして、仕上げます。

完成です！

私たちはよく『納める』という言葉を使います。
ただ家具を組み立てるだけなら、ちょっと器用な人ならできるかもしれません。
ただ、安全に搬入をしたり、水平や下地を調整したり、
最後にきれいに見えるよう、細部に工夫をしながら設置することが、
『納める』＝『プロの仕事』ではないかと考えます。

心を込めて施工に伺いますので、
どうぞTETRA TRICKを宜しくお願いいたします。